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7月鉱工業生産

市場予想からは下振れしたが、持ち直し傾向を確認

2013年08月30日

経済調査部 シニアエコノミスト 橋本 政彦

サマリー

◆2013年7月の生産指数は、前月比+3.2%と2ヶ月ぶりの上昇となった。市場コンセンサス(同+3.6%)を下回ったものの、前月の大幅な落ち込みを取り戻す高い伸びであり、生産の持ち直し傾向が確認される内容であった。出荷指数は前月比+1.3%と2ヶ月ぶりの上昇となり、在庫指数は同+1.5%と上昇したことから、在庫率指数は同▲0.5%と2ヶ月ぶりの低下(改善)となった。


◆7月の生産を業種別に見ると、15業種中12業種で前月から上昇しており、総じて強い結果であった。特に、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業など、前月の低下幅が大きかった加工組立業種が高い伸びとなり、全体を押し上げた。


◆先行きに関して、生産は今後も増加基調が続くと予想する。生産が安定的に増加するかどうかは、輸出数量の増加がカギとなる。新興国経済の減速が懸念材料ではあるが、米国の景気拡大や円安の効果によって輸出数量は増加傾向が続くとみられ、生産を牽引する見込み。さらに、2012年度補正予算による公共投資の増加や、2014年4月に予定される消費税増税前の駆け込み需要によって、内需は年度末にかけて加速し、生産を押し上げる公算が大きい。

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