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2013年4-6月期GDP予測~前期比年率+3.0%を予測

内需・外需ともバランスの取れた成長

2013年07月30日

経済調査部 エコノミスト 久後 翔太郎

齋藤 勉

サマリー

◆2013年4-6月期のGDP1次速報(2013年8月12日公表予定)では、実質GDPが前期比+0.7%(前期比年率+3.0%)と、3四半期連続のプラス成長を予測する。1-3月期に引き続き内需・外需ともバランスの取れた成長が継続していることを確認させる内容となるだろう。


◆個人消費は前期比+0.6%と3四半期連続のプラスを予測する。消費者マインドが高い水準を保っていることに加え、所得にも持ち直しの動きが見られる。1-3月期に続き個人消費は強い動きが続くと見ている。住宅投資は前期比+1.7%と5四半期連続の増加を予測する。被災地で住宅建設の増加や、低金利による好環境が影響していることに加え、2014年4月の消費税増税を見越した駆け込み需要が顕在化している。設備投資は前期比▲0.2%と6四半期連続の減少を予測する。堅調な内需や円安など、設備投資を支える環境は整備されつつあるが、製造業を中心に設備投資の過剰感が残存していることから減少が続いた模様。


◆先行きについては、内需は堅調に推移することが見込まれる。消費者マインドの改善による個人消費の増加が続いていたが、企業部門の収益増加を背景に、所得の増加に支えられて個人消費が増加する環境へと移行することが期待される。加えて、2014年4月の消費税増税を見越した駆け込み需要も個人消費や住宅投資を増加させる。設備投資については、円安や堅調な内需を背景に企業収益が改善しており、企業の設備投資意欲も徐々に高まっていることから、増加に転じることが期待される。

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