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経済の統合と資本市場の変容

~アジア資本市場の今後を考える~『大和総研調査季報』 2015年秋季号(Vol.20)掲載

2015年12月01日

政策調査部 主任研究員 神尾 篤史

サマリー

アジア経済は着実に成長しており、また貿易や直接投資を通じた関係性が深まってきている。これは民間による自律的な経済活動とそれを促す政府の政策によるものであり、この動きは継続し、さらに深化していくだろう。その際、実体経済と表裏一体であるアジアの資本市場はどのように変わっていくだろうか。


本稿では、実体経済を支えるという関係性を踏まえてアジアの資本市場の結合について考察すると同時に、その背景にあるアジア域内の資本市場関連政策をレビューした。


先例と言えるEUにおいては、各国経済の関係性の深さと各国資本市場の結びつきの間に一定の関係性が見られる。アジア域内での資本市場関連政策にも少なからず統合・自由化という視点が含まれていることから、アジアの資本市場は実体経済面での結びつきが強まっていくことに合わせて、統合が進んでいくと思われる。


ただし、統合を進めるためには多様性に富む各国をいかに統合へと進めていくかという課題や、統合によってもたらされる資本の流出入の増加によって資金フローが不安定化することにどう対処するかという課題もある。


大和総研調査季報 2018年7月夏季号Vol.31

大和総研 調査本部が、その長年にわたる知識と経験の蓄積を結集し、経済、金融資本市場及びそれらを取り巻く制度を含め、的確な現状分析に基づき、将来展望を踏まえた政策提言を積極的に発信していくとのコンセプトのもと、2011年1月に創刊いたしました。

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