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新興国マンスリー(2012年12月)ASEAN 諸国に見る新興国の景気回復パターン

~選別的なリスクマネーをどう取り込むか~

2012年12月05日

金融調査部 金融調査部長 児玉 卓

新興国リサーチチーム

サマリー

◆多くの新興国経済は、停滞しながらも下げ止まりという状況にある。次の課題は底固めから回復に導くドライバーを見つけ出すことだが、ブラジルなどは自国の金融緩和効果の限界に直面している。日米欧の金融緩和効果も総じて資産価格の先への波及が見えていない。

◆景気回復に向けた手がかりを与えてくれるのがASEAN諸国である。タイやフィリピンでは為替レートの増価と投資の拡大が並存しており、選別的なリスクマネーの取り合いの勝ち組になっていることがうかがわれる。このような地域が増えれば、新興国全体の景気が持ち上がる。ただし、そのためにはリスクマネーの出し手、中でも先進国企業のビヘイビアの積極化が必要であろう。

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