世界金融危機後に、新たな地域経済一体化の波が湧き起こった。自由貿易協定(FTA)の拡大は、2013年の世界経済における注目点として重要なものであり、またTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とTTIP(環大西洋貿易投資パートナーシップ)は真っ先に挙げられるキーワードであった。
世界経済が有する成長力が乏しくなる中、WTOドーハ・ラウンドの交渉が足踏みしていることもあり、世界中で地域経済の一体化が進められている。中でも、米国主導のTPP、米国とEU加盟国によるTTIPは最も注目され、かつ世界経済と中国経済に対する潜在的な影響力が最大とされる構想である。
※掲載レポートは中国語原本レポートにおけるサマリー部分の和訳です。
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