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2012年7月  「国民貯蓄率の決定システムと中国の貯蓄の謎に対する分析」

2012年08月30日

李軍

張丹萍

本レポートでは、主に貯蓄の供給と需要によって国民貯蓄率が決定されるメカニズムを分析し、国民貯蓄率を生産要素によって分解する公式を導出し、生産面から中国の高貯蓄率の原因を重点的に解説した。本レポートでは主に、国民貯蓄率は消費者が決定する貯蓄供給と生産者が決定する貯蓄需要の両者のバランス関係によって決定される、と結論づけている。消費者行動の面から中国の高貯蓄率現象を説明するだけでは中国の高貯蓄率の謎を理解するには不十分であるため、生産者行動も考慮する必要がある。生産面では一人当りの資本水準、労働者数および減価償却が国民貯蓄率に影響を与える重要な要素となっている。国民貯蓄率は内生変数であることから、単純な消費刺激政策が貯蓄率の変化を引き起こすことは難しいが、一方で生産年齢人口(15~64歳)の割合が持続して上昇する人口構造は中国で長期に及ぶ高貯蓄率現象の鍵となる客観的要因の1つである。


※掲載レポートは中国語原本レポートにおけるサマリー部分の和訳です。

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