サマリー
◆2017年10-12月期の中国国際収支統計によると、金融収支(外貨準備を除く)は4四半期連続の流入超となった。
◆対中直接投資は4年連続で減少しているものの、ソフトウェア等のIT産業への投資が急増しており、産業の高度化への貢献が期待できる。
◆当局は引き続き中国から海外への直接投資等の資本流出に対して監督強化を行う一方で、外資への対外開放を進めている。今後も、金融や科学技術の分野を中心として外資誘致のための規制緩和が進む見込みである。ただし、技術移転への懸念から必ずしも当局の思惑通りに進むとは限らないであろう。
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