サマリー
◆2012年7月~9月の実質GDP成長率は前年同期比7.4%と、7四半期連続で伸びが鈍化した。四半期ベースとはいえ、2012年の政府成長率目標の7.5%を下回ったことになる。1月~9月は前年同期比7.7%成長であり、需要項目別寄与度は最終消費支出4.2%、総資本形成3.9%、純輸出マイナス0.4%だった。一方で、9月の主要経済統計は、8月を上回ったものが多く、景気回復のシグナルも見え始めている。中国の景気は7月~9月を底に、緩やかな回復過程をたどろう。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
中国:四中全会、関税、そして日中関係悪化
米関税下げで2026年の経済見通しを上方修正、ただし内需は厳しい
2025年11月25日
-
【更新版】中国:100%関税回避も正念場はこれから
具体的な進展は「フェンタニル関税」の10%引き下げにとどまる
2025年11月04日
-
中国:100%関税回避も正念場はこれから
具体的進展は「フェンタニル関税」の10%引き下げにとどまる
2025年10月31日

