2012年05月28日
サマリー
◆米国大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス企業であるフェイスブックが新規株式公開(IPO:Initial Public Offering)を行った。同社のIPOは種類株式(以下、種類株)を活用したものである。
◆米国において種類株を活用するベンチャー企業のIPOはこれが初めてではなく、ITセクターの大型IPOでは種類株を活用する事例がある。
◆日本でも種類株を活用するIPOは条件付きで認められている。また種類株のストック・オプションに関する税制上の取扱いについても改善するなど制度上の問題も解消されてきた。しかし、依然として種類株を用いるベンチャー企業は少ない。
◆種類株の活用には投資家とベンチャー企業双方にとって、様々なメリットがある。今後、米国のようにベンチャー企業において、種類株の活用が活発化するだろう。
◆種類株の普及に向けて、より一層の制度整備の検討が必要と考える。
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