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銀行の店舗網再編の行方

「脱フルバンキング店舗網」の発想と「非伝統的な店舗」の試み

金融調査部 研究員 坂口 純也

サマリー

◆銀行の店舗網再編が本格化している。低迷する収益環境の中で、店舗は経費削減の対象としてかねて注目されていたトピックであり、新型コロナの感染拡大で対面チャネルの意義が再考を迫られていることはこうした動きを加速させる一因である。

◆実際に顧客の店舗離れは進んでいる。このことは、デジタル化が進んで顧客が店舗に直接赴く必要がなくなった一方で、店舗が事務センター以上の付加価値を担えていないという事実を示しているともいえる。とはいえ店舗の意義を支持する研究結果も少なくなく、安易な店舗不要論が見落としているリスクもある。

◆こうした中で銀行が打ち出している店舗網再編の戦略には、「脱フルバンキング店舗網」と評せる考え方が見られる。具体的には、これまで店舗が担っていた機能に着目し、店舗をさまざまな型に分化させていくアイデアである。こうした店舗の縮小・削減の取り組みがある一方で、従来的な店舗像を打破しようとする独創的な試みも出てきている。

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