日本の上場企業における女性管理職比率と男女間賃金格差の現状と変化

有価証券報告書における情報開示の義務化から3年を経て

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2026年10月23日

  • 金融調査部 主任研究員 中 澪
  • リサーチ業務部 小倉 貴賢
  • 調査本部 伊藤 凜花
  • 調査本部 山地 真奈実

サマリー

◆日本の上場企業2,000社超を対象に、2026年3月期の有価証券報告書から女性管理職比率と男女間賃金格差のデータを収集・分析し、全体および業種別の現状を把握した。さらに、2024年3月期から2026年3月期までの変化を確認した。

◆2026年3月期の有価証券報告書における女性管理職比率の平均値は10.7%だが、10%未満の企業が過半数を占める。男女間賃金格差の平均値は69.4%で、女性の平均賃金が男性の6割から7割程度の企業が多い。また、両指標とも業種差が大きい。

◆2024年3月期から2026年3月期にかけ、上場企業全体としては女性管理職比率の向上や男女間賃金格差の是正に進展がみられるが、その程度はわずかであり、改善のペースは緩慢である。進展の度合いには業種による違いもみられる。

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