2017年01月30日
サマリー
◆日本版スチュワードシップ・コードの改訂に関する検討会が開催される。
◆既に、改訂に関する意見書が公表されており、この意見書に従って具体的な改訂の作業が進められることとなる。
◆意見書では、運用機関とアセットオーナーのそれぞれの役割を明確にして、これまで以上の行動や情報開示を求めるものとなっている。
◆特に利益相反の管理の徹底を求めるための改訂に重点が置かれており、独立した取締役会や議決権行使に関する第三者委員会の設置といった、これまでにない取り組みが求められている。
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