2012年02月01日
サマリー
東日本大震災により被災した地域の復興が進められ、「まちづくり」が注目されている。政府や自治体の示した復興計画には、持続可能な都市を目指す「コンパクト・エコタウン」の概念の導入が見受けられる。この背景には、高齢化や財政、資源制約など都市の抱える問題に対して関心が高まっていることが挙げられる。また、東北地方では大震災前の1990年代から「コンパクトタウン」への関心が高く、一部の地域では導入が進んでいる。加えて、「コンパクトタウン」を東北地方で導入するうえで、同地方では地熱や小水力などの再生可能エネルギーのポテンシャルが高いという点に着目し、本稿ではこれらのエネルギーを活用したまちの姿である「コンパクト・エコタウン」のあり方について考える。
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