CG報告書に見る取締役会の実効性評価

TOPIX100の企業における取締役会の実効性評価の概観

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  • 政策調査部 主席研究員 鈴木 裕
  • 経済調査部 エコノミスト 小林 若葉

サマリー

◆コーポレートガバナンス・コードは、上場会社に取締役会の実効性評価を毎年行い、その結果を開示することを求めている。現在は、上場会社の8割以上が取締役会の実効性評価を行っており、定着した取り組みとなっているように見える。

◆本レポートでは、TOPIX100構成銘柄における取締役会の実効性評価について、取り組み状況を整理した。

◆開示の情報量(字数)は、少ないところでは200字に満たないところもあれば、数ページに及ぶところもある。開示内容は、コードが求める最低限の記載にとどまる例もあるが、他方で充実した厚みのある情報を開示する取り組みも進んでいる。

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