2018年10月24日
サマリー
◆10月の大和地域AI(地域愛)インデックスは、9地域中5地域の「東北」「関東甲信越」「東海」「近畿」「四国」で上昇した。一方、自然災害に見舞われた「北海道」「中国」は低下、「北陸」「九州・沖縄」も高水準は維持しているものの低下した。10月は自然災害によって、地域ごとに明暗がはっきり分かれた結果となった。
◆分野別に見ると、自然災害に見舞われた「北海道」や「中国」はそれぞれ、停電や交通インフラの途断などによって生産が低下に寄与した。他方、「関東甲信越」や「東海」では自動車販売が新型車導入の効果などによって、消費の上昇に寄与し、インデックスを押し上げた。
◆先行きに関しては、メインシナリオとして、自然災害による一時的な低迷はあるものの、復旧・復興の動きも相まって、2018年度の地域経済は堅調さを保つと見込んでいる。ただし、引き続き、外需の下振れリスクには警戒が必要だ。世界貿易が停滞することになれば、輸出減少による減産や、設備投資計画見直しの可能性があり、日米物品貿易協定の交渉を含めて、今後も通商問題の行方を注視していく必要がある。
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