フェア・ディスクロージャーの論点

FDルールの何がどう影響するのか?

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サマリー

◆わが国におけるフェア・ディスクロージャー・ルールの導入を巡って、2016年10月21日から金融審議会「市場ワーキング・グループ」の下に設置された「フェア・ディスクロージャー・ルール・タスクフォース」で本格的な議論がスタートした。12月7日にはタスクフォース報告が金融審議会「市場ワーキング・グループ」に報告された。


◆フェア・ディスクロージャー・ルールをわが国に導入するに当たっては、規制対象となる情報受領者(市場関係者か、第三者全般か?)、規制対象となる情報の範囲(インサイダー取引規制上の重要事実、適時開示事項、法人関係情報…)、情報の公表手続(自社ウェブサイトでの公表の可否)、規制の枠組み(法令上の規制か、自主規制か?)など様々な論点がある。


◆本レポートでは、タスクフォース報告の提言を踏まえて、フェア・ディスクロージャー・ルールの導入に伴う論点を整理してみた。

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