2018年10月17日
サマリー
◆10月12日、金融庁が自己資本比率に関する告示の改正案を公表した。これは、バーゼル銀行監督委員会での合意を踏まえ、ファンド向けエクイティ出資に係る資本賦課の枠組みを見直すものである。
◆改正案では、ファンド向けエクイティ出資の信用リスク・アセットの算出方式として、①ルックスルー方式、②マンデート(運用基準)方式、③蓋然性方式(リスク・ウェイト250%/400%)、④フォールバック方式(リスク・ウェイト1250%)が、この順に適用される。
◆改正案は、国際統一基準行及び国内基準行に対して、2019年3月31日から適用される。
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