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「情報銀行」の事業化に向けた始動

事業者等の認定が開始する一方でデータの標準化等の課題は残る

金融調査部 研究員 藤野 大輝

サマリー

◆情報銀行とは、個人との契約に基づき、個人のデータを本人に代わって管理する仕組みのことを指す。契約をする個人はあらかじめ情報銀行にデータ提供に関する条件等を指示し、情報銀行はその指示に基づいて第三者への提供等を判断する。

◆わが国では2018年6月に総務省・経済産業省から「情報信託機能の認定に係る指針ver1.0」が公表され、情報銀行を行う事業者を認定する仕組みの整備が進んでいる。今後情報銀行の事業化に向けて、より本格的な動きが見られるのではないだろうか。

◆情報銀行には、個人が享受できるメリットの周知不足、データ管理の安全性に対する不信感、データの標準化等の課題が残されている。課題への対応を逐次検討し、個人が安心してデータを委託できるような環境が整備されていくことが期待される。

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