発行可能株式総数は常に発行済みの4倍以下か

「会社法」の焦点シリーズ54

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サマリー

◆会社法上の公開会社において、発行可能株式総数(いわゆる授権枠)は、常に発行済株式総数の4倍以下となっているのか。

◆現行の会社法の下では、常に4倍以下であるとはいえない。

◆例えば、自己株式の消却や株式の併合が行われた結果、4倍を超えることがありうる。

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