サマリー
◆2019年4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率+2.1%と前期(同+3.1%)から減速したが、市場予想(Bloomberg調査:同+1.8%)を上回る結果となった。設備投資や住宅投資が弱含んだものの、個人消費の伸びが同+4.3%と市場予想(同+4.0%)を上回る堅調さであったことが下支えした。
◆4-6月期のGDPは、今後のFOMCにおける利下げ可能性を見極める上で、注目度が高かった。足元のインフレ率の低さや、企業支出の弱含みを踏まえれば、次回FOMC(7月30・31日)において、0.25%ptの予防的利下げを行うことは、既定路線と考えられる。
◆しかし、メインドライバーである個人消費が堅調な中、年内複数回の利下げが必要なほどの経済状況の悪化は見受けられない。また、米国経済の先行きに関しても、世界経済の鈍化や米中貿易摩擦に代表される不確実性の高まりなど、外部要因に対する懸念は残るが、個人消費を中心とした内需主導の底堅い拡大基調が続く公算が大きい。
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