サマリー
◆2014年10-12月期の米国の実質GDPは、季節調整済み年率換算で前期比2.6%増と7-9月期の同5.0%増から減速した。インフレ関連指標は伸び率が鈍化した。
◆GDPの押し上げに寄与したのは、個人消費、設備投資、住宅投資、在庫投資であり、特に個人消費が高い伸びとなってGDPを押し上げた。個人消費、設備投資、住宅投資の合計では、わずかな減速であり、民間需要は落ち着いた成長ペースと言える。設備投資の減速が一時的かどうかを注視する必要がある。
◆一方、輸出の伸びが鈍化し、輸入が増えたことで純輸出がマイナス寄与となり、また国防関連の政府支出がマイナスに転じて、政府支出はGDPを押し下げた。政府支出の増減は国防関連であり、地政学的リスクに左右されたとみられ、海外経済や地政学的リスクなどの動向を注視すべきだろう。
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