サマリー
◆9月の非農業部門雇用者数は前月から24.8万人増加し、失業率は前月から0.2%ポイント低下して5.9%となった。雇用者数の増加ペースは事前の市場予想を上回り、失業率は市場予想よりも低下した。
◆業種別の雇用動向は、8月に減少した小売業の雇用者数が増加に転じ、一時的な雇用の減少であったことが確認された。主に企業向けサービス、娯楽・レジャーや教育・医療で雇用が増加し、幅広く安定した雇用の拡大ペースとなった。
◆長期失業者の減少は小幅で、経済的理由のパートタイム労働者数は横ばいに近かった。賃金の伸び悩みと合わせて考えると、金融政策の先行きに意見は分かれるだろうが、9月の雇用統計の結果では利上げ開始時期を特定できる判断は困難だと考えられる。
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