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米国経済見通し 労働資源の活用が進む兆候

緩やかでもしっかりとした回復ペースへ

2014年08月20日

政策調査部 主席研究員 土屋 貴裕

サマリー

◆4-6月期の実質GDP成長率は1-3月期のマイナス成長からの反動で予想を上回り、1-3月期の統計も上方修正された。今後の見通しに変更はないが、上半期の成長ペースが上方修正されたことに伴い、2014暦年の成長率見通しを引き上げた。


◆7月開催のFOMC(連邦公開市場委員会)では、経済の現状認識が上方修正され、労働市場は失業率という観点からは改善が進んでいるとした上で、労働資源の利用について、多くの指標は「著しい活用不足が残っていることを示唆」しているとした。


◆求人件数が増加し、労働資源の活用が進む兆候があり、雇用環境の改善を背景とした底堅い個人消費と住宅市場の回復に加えて、底堅い内需に支えられた企業部門がより活発化すれば、経済の好循環が進展することが期待される。


◆金融政策は、市場での見通しにもばらつきがあって先行き不透明である。中間選挙で議会の構成が明らかとなった後、労働市場の動向を踏まえつつ、政策の先行きがより明らかになってくるだろう。

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