サマリー
◆1月開催のFOMC議事録が公表され、資産買い入れペースの縮小が論じられ、タカ派的 内容とみなされたことから、株価は下落、ドルは上昇した。
◆労働市場の改善見通しが得られる前に資産買い入れペースを縮小させる点が注目され た。FOMCでの論点は労働市場のみならず、資産買い入れの「効果とコスト」も議論されただけであり、FOMCメンバーの言動ではすでに述べられてきた内容である。
◆FRBの国債保有額が増加しているが、民間銀行が保有する準備預金なども増加している。FRBが供給した資金は金融システム内部に留まっているとみられるが、銀行の過剰な融 資拡大が資産バブルにつながるリスクは、資産買い入れのコストとして扱われよう。
◆農地価格の上昇、低格付のハイイールド社債の発行増なども指摘される。金融全般に安定的な状況にあるか、3月7日にはストレステストの結果公表もあり、FRBスタッフの分析と合わせて、次回、3月に予定されるFOMCで議論の対象となるかもしれない。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
米国経済見通し 続く財政問題の不透明感
雇用環境の改善は道半ば
2013年01月18日
-
FOMC:ジョージ総裁が反対も政策変更なし
新たに投票権を得たカンザスシティ連銀総裁が指摘するインバランス
2013年01月31日
同じカテゴリの最新レポート
-
米国経済見通し 利上げ織り込みは妥当か
ウォーシュ新議長に期待される「バランス感覚」
2026年05月27日
-
非農業部門雇用者数は前月差+11.5万人
2026年4月米雇用統計:強弱まちまちもFRBの様子見には十分な結果
2026年05月11日
-
米GDP 前期比年率+2.0%と加速
2026年1-3月期米GDP:AI関連投資がけん引
2026年05月01日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
超富裕層の株式譲渡所得への税率はミニマムタックス込みで最高35.63%に
2026年度税制改正大綱解説(3)富裕層課税(ミニマムタックス)
2026年02月09日
-
いまさら人には聞けない 大量保有報告(5%ルール)のQ&A 【改訂版】
2024年金商法等改正法(2026年5月1日適用開始)を反映
2026年04月03日
-
検討進むガバナンス・コード改訂:2月案と4月案の相違点は
「解釈指針」は原則と一体という記述は削除。現預金への注目を避ける修文。
2026年04月10日
-
企業が意識すべきCGコード改訂案のインプリケーション
「金融資産」「実物資産」がコードに入った意味
2026年04月16日
-
日本経済見通し(2026年4月)
中東情勢緊迫による景気下振れリスク上昇で4月利上げは見送りか
2026年04月21日
超富裕層の株式譲渡所得への税率はミニマムタックス込みで最高35.63%に
2026年度税制改正大綱解説(3)富裕層課税(ミニマムタックス)
2026年02月09日
いまさら人には聞けない 大量保有報告(5%ルール)のQ&A 【改訂版】
2024年金商法等改正法(2026年5月1日適用開始)を反映
2026年04月03日
検討進むガバナンス・コード改訂:2月案と4月案の相違点は
「解釈指針」は原則と一体という記述は削除。現預金への注目を避ける修文。
2026年04月10日
企業が意識すべきCGコード改訂案のインプリケーション
「金融資産」「実物資産」がコードに入った意味
2026年04月16日
日本経済見通し(2026年4月)
中東情勢緊迫による景気下振れリスク上昇で4月利上げは見送りか
2026年04月21日

