サマリー
◆2月の完全失業率(季節調整値)は2.4%と、5カ月ぶりの低水準となった。失業者数は前月から6万人減少した。就業者数は5カ月ぶりに減少(前月差▲11万人)したものの、高水準を維持している。
◆2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍(前月差▲0.02pt)、新規求人倍率は2.30倍(同▲0.02pt)へと低下した。いずれも2024年央から横ばい圏で推移していたが、求人側の減少が響き、当月は弱含んだ。
◆先行きの雇用環境は緩やかな改善が進むとみている。幅広い業種で深刻な人手不足が続いており、労働需要は旺盛といえよう。積極的な賃上げが進むなど、足元では人材確保に対する企業の取り組みが加速している。他方、投入コストの上昇が企業収益を圧迫し、一部で労働需要を下押ししている点には引き続き注意が必要だ。
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