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新指標「METI POS小売販売額指標」の見方

1週間前の消費動向まで把握が可能に

2020年01月09日

経済調査部 エコノミスト 岸川 和馬

経済調査部 エコノミスト 山口 茜

サマリー

◆2019年11月29日、経済産業省は足元の消費動向を示す新たな指標として「METI POS小売販売額指標[ミクロ]」の公表を開始した。この指標ではPOSデータを活用し、業態別・主要品目別・地域別の小売販売額を集計している。特徴はその速報性の高さで、週次データが翌週の金曜日に公表される。

◆集計対象は5業態あり、うち3業態(家電大型専門店、スーパーマーケット、ホームセンター)のデータについては、既存の月次統計と概ね連動している。一方で、その他の2業態(コンビニエンスストア、ドラッグストア)については既存の月次統計から大きく乖離する部分が見られるため、利用の際には留意が必要である。

◆この指標は速報性が高く、業態別・主要品目別・地域別にデータを取得できることから、どの地域で、どの品目が消費されているのかを迅速に把握するのに有用であり、既に政府はこの指標を景気判断に活用している。

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