サマリー
◆2014年4月の生産指数は、前月比▲2.5%と2ヶ月ぶりの低下となり、市場コンセンサス(同▲2.0%)を下回った。消費税増税後の減産は概ね想定通りであり、大きなサプライズはない。なお、出荷指数は同▲5.0%と3ヶ月連続で低下し、在庫指数が同▲0.5%と2ヶ月ぶりに低下したことから、在庫率指数は同▲1.8%と3ヶ月ぶりの低下となった。
◆4月の生産指数を業種別に見ると、全15業種中、12業種が前月から低下しており、幅広い業種で生産が減少した。生産が減少した業種を見ると、輸送機械工業(前月比▲3.5%)、電子部品・デバイス工業(同▲5.2%)、化学工業(除く医薬品)(同▲3.3%)の減少が全体の押し下げに寄与した。
◆製造工業生産予測調査では、2014年5月の生産計画は前月比+1.7%、6月は同▲2.0%と一進一退の動きを見込んでいる。4月は増税に伴う反動減の影響で生産が減速したが、先行きについては横ばい圏での推移を見込んでおり、増税後の反動減による生産の極端な下振れは回避される計画である。
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