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5月雇用統計

失業率は前月と同水準も内容は若干改善

2013年06月28日

経済調査部 エコノミスト 久後 翔太郎

サマリー

2013年5月の完全失業率(季節調整値)は4.1%となり、前月と同水準であった。就業者数は前月から2万人の増加、失業者数は1万人の減少、非労働力人口は3万人の減少となった。5月の有効求人倍率(季節調整値)は0.90倍となり前月から0.01pt上昇し、リーマン・ショック前の2008年6月以来の高水準となった。


◆就業者数(季節調整値)は、前月差+2万人と2ヶ月連続の増加となった。ただし、単月で見ると、民間部門の就業者数は改善基調の中で一時的に減少した。建設業(前月差▲14万人)、宿泊業,飲食サービス業(同▲12万人)、卸売業,小売業(▲4万人)などの業種で就業者数が減少している。


◆先行きについては、就業者数の増加基調が継続する見通しである。製造業については、足下で上向いている生産の影響を受け、徐々に就業者数が増加すると予想している。加えて、新規求人数が増加基調となっている卸売業・小売業でも就業者数の増加が継続することが期待される。さらに、補正予算の執行に伴う公共投資の増加も就業者数を支える要因となろう。

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