サマリー
◆2013年4月の完全失業率(季節調整値)は4.1%となり、前月と同水準であった。就業者数、失業者数とも前月から4万人の増加、非労働力人口は同5万人の減少となった。4月の有効求人倍率(季節調整値)は0.89倍となり前月から0.03pt上昇した。内訳をみると、有効求職者数が2ヶ月連続で前月から減少し、有効求人数が7ヶ月連続の増加となった。
◆今月の就業者数は、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業というサービス業での増加が目立った。足下で消費が堅調に推移していることを受けて、関連するこれらの業種の就業者数が増加したものと考える。
◆先行きについては、就業者数の増加基調が継続することで、雇用環境は改善が続く見通しである。製造業については、足下で上向いている生産の影響を受け、徐々に雇用環境が改善すると見込んでいる。加えて、新規求人数が増加基調となっている卸売業・小売業でも就業者数の増加が継続することが期待される。さらに、補正予算の執行に伴う公共投資の増加も雇用環境を支える要因となろう。
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