1. トップ
  2. レポート・コラム
  3. 経済分析
  4. 新興国
  5. 新興国マンスリー(2013年3月)新興国経済は再活況へ待ちの姿勢

新興国マンスリー(2013年3月)新興国経済は再活況へ待ちの姿勢

~イタリア・ショックは吸収可能か~

2013年03月05日

経済調査部 経済調査部長 児玉 卓

新田 尭之

井出 和貴子

サマリー

◆2月以降、多くの新興国通貨が下落している。イタリア政局の不透明感などが、ユーロ圏危機再燃に対する懸念を惹起し、金融市場のリスク回避の動きにつながった模様だが、イタリアは「明日のカネ」に困っているわけではなく政策調整の余地は大きい。これに起因する新興国通貨下落が深刻化、長期化する可能性は限定的だろう。


◆昨年までの新興国経済の減速、停滞は、その先進国経済とのリンケージの強さ、従って自律性の乏しさを反映している。新興国経済が再度活況を迎える際には、先進国からの資本流入、通貨の増価が生じることが予想されるが、先のG20における「通貨戦争」論議の静かさは、新興国経済の明確な拡大の機が熟していないことの反映であるともいえよう。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加