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新興国マンスリー(2012年10月)ブラジルの景気対策とインドの経済改革

~景気停滞長期化の波及効果~

2012年10月03日

金融調査部 金融調査部長 児玉 卓

新興国リサーチチーム

サマリー

◆景気停滞の長期化は、財政悪化、保護主義などの望ましくない波及効果をもたらす。一方で、景気停滞が各国の弱点をあぶり出し、経済改革のきっかけを与えるというポジティブな効果を発揮することもある。9月に一連の改革案を打ち出したインドはその好例である。

◆金融緩和のみで世界経済を再拡大に導くことは難しい。合わせ技が必要だが、ブラジルのような景気対策は後に続く国が少なく、「やったもの負け」に終わるリスクが高い。それよりは、インドのケースは投資機会(金の使い道)を創出し、同国の成長期待を高める点で有効であると思われる。ただ、実効性が問われるのはこれからであり、いずれにせよ時間がかかる。

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