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新興国マンスリー(2012年9月)ブラジル・中国は景気底固めの時期

~ただし底固めから回復への転換には時間~

2012年09月05日

金融調査部 金融調査部長 児玉 卓

新興国リサーチチーム

サマリー

◆新興国経済は総じて停滞が続いているが、ブラジル、中国などは4-6 月期の前期比成長率が若干ながら前期を上回った。相変わらず減速が続くインドなどとの違いは、政策の自由度の大きさ、より根本的には中期的な政策マネジメントの巧拙にある。

◆ブラジルや中国は「景気底固め」の時期にあるとみられ、このような国が増えることで、新興国の世界経済下支え効果は強化される。しかし新興国の景気のドライバーは投資であり、そのダイナミズムは先進国の市場・資本に多く依存する。従って、新興国に下支え効果を超えた、世界経済のけん引役を期待することは難しい。

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