中国と日本が国交正常化して約40年、中日相互認識と国民感情は冷戦終結を境として接近から友好へ、更には冷淡から疎遠へと周期的に変化してきた。中日相互認識の変化は中日関係自体と内在的に関連しているが、両国の歴史文化や国情が異なることから、相互認識の構造的特徴においてもある種の相違が存在している。中日間に理解や信頼が欠けている状態は中日関係の今後の発展に必ずマイナスの影響を与えるはずである。文化交流は両国の国民感情と互いの印象を改善し、相互理解と信頼を促進する有効な手段である。
※掲載レポートは中国語原本レポートにおけるサマリー部分の和訳です。
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