サマリー
◆景気テコ入れを目的に、中国が3年半ぶりの利下げに踏み切った。消費者物価は抑制の方向にあり、再利下げの余地はある。さらに、今回、最優遇金利が貸出基準金利の0.8倍に引き下げられたことで、優先分野、具体的には、中・小・零細企業、農業、中西部のインフラ、保障性住宅、戦略的新興産業(省エネ・環境保護、新世代情報技術、バイオ、ハイエンド装置製造、新エネルギー、新素材、新エネルギー)など、民生改善や産業構造の高度化を促す分野への貸出が窓口指導によって強化される公算が大きい。今後、景気が底を打ち、緩やかながらも着実な回復が確認できるまで、さらなる預金準備率引き下げや利下げを含めた金融緩和策が続けられよう。
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