中国:交易条件改善が業績改善を後押し

先行指標は年央の底打ち、年後半の改善を示唆

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2012年04月17日

サマリー

◆2012年1月~2月の工業企業の利益は前年同期比5.2%減益と2009年1月~8月以来の減益となった。2010年1月~2月をピークに業績悪化トレンドが続いているが、企業業績に先行性を有する交易条件は、業績が年央あたりで底を打ち、その後は緩やかに改善していく可能性を示唆している。業績は最悪期を脱しつつあると判断している。

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