サマリー
◆国務院は、2011年9月に「第12次5ヵ年計画の省エネ・汚染物質排出削減総合活動計画」を発表した。中国は、2015年までの5年間で、(1)単位GDP当たりエネルギー使用量を16%削減する、(2)CODとSO2は排出量自体を8%削減し、アンモニア性窒素と窒素酸化物は10%削減する、ことを目標に掲げている。削減目標の達成度合いは、毎年評定を行い、四半期毎のモニタリングも実施することで、実効性を高めようとしている。
◆「総合活動計画」では、電力、石炭、鉄鋼、非鉄金属などの旧式設備の廃棄が進められ、生産の急増を抑え、旧式設備の廃棄を前提としない新規投資、さらには輸出も抑制される。一方で、省エネや環境保護に繋がる投資は推奨されること、エネルギー使用量と環境負荷の低いサービス産業と戦略的新興産業の育成が重点とされたことは成長促進要因として注目されよう。省エネ製品の販売促進策については、2011年5月末で終了したエアコンに替わり、今後は、冷蔵庫、薄型テレビ、洗濯機、電子レンジなどが順次、政策の対象となると期待されている。
◆「総合活動計画」では、電力、石炭、鉄鋼、非鉄金属などの旧式設備の廃棄が進められ、生産の急増を抑え、旧式設備の廃棄を前提としない新規投資、さらには輸出も抑制される。一方で、省エネや環境保護に繋がる投資は推奨されること、エネルギー使用量と環境負荷の低いサービス産業と戦略的新興産業の育成が重点とされたことは成長促進要因として注目されよう。省エネ製品の販売促進策については、2011年5月末で終了したエアコンに替わり、今後は、冷蔵庫、薄型テレビ、洗濯機、電子レンジなどが順次、政策の対象となると期待されている。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
中国:綱紀粛正強化と経済の萎縮
中央委員は5年で2割減の異常。問われることのない任命責任
2026年10月30日
-
中国経済見通し:不動産不況の底打ちに期待
見通しを2026年4.5%→4.6%、2027年4.2%→4.4%に引き上げ
2026年10月22日
-
中国:26年7~9月は4.5%成長の低空飛行
さらなる景気テコ入れ策の可能性も
2026年10月19日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
日本の長期金利、2035年に5%台の可能性
2035年に3.5~4.2%程度で、海外保有拡大で1%pt超の上乗せも
2026年10月16日
-
増える高齢富裕層とその地域分布
高齢富裕層はどこにいるのか、その資産は今後どこへ向かうのか
2026年10月01日
-
金利上昇と「資本コストや株価を意識した経営」
金利上昇による資本コスト上昇は限定的だが引き続き要注視
2026年10月13日
-
預貸率における地域間格差
東京都への一極集中と地域金融機関に期待される対応
2026年10月02日
-
飲食料品の消費減税による消費行動への影響
買い控え・反動増は限定的。外食支援策は実態を見極めた対応を
2026年10月19日
日本の長期金利、2035年に5%台の可能性
2035年に3.5~4.2%程度で、海外保有拡大で1%pt超の上乗せも
2026年10月16日
増える高齢富裕層とその地域分布
高齢富裕層はどこにいるのか、その資産は今後どこへ向かうのか
2026年10月01日
金利上昇と「資本コストや株価を意識した経営」
金利上昇による資本コスト上昇は限定的だが引き続き要注視
2026年10月13日
預貸率における地域間格差
東京都への一極集中と地域金融機関に期待される対応
2026年10月02日
飲食料品の消費減税による消費行動への影響
買い控え・反動増は限定的。外食支援策は実態を見極めた対応を
2026年10月19日

