2021年11月18日
サマリー
◆2022年4月4日の東京証券取引所(東証)の新市場移行を控え、企業は12月30日が期限である市場選択手続きの真最中である。再編後の新市場では選択先市場の上場維持基準に適合していなくても、「上場維持基準への適合に向けた計画書」(計画書)を開示すれば、当該市場に上場できる経過措置がある。
◆すでに計画書を開示した企業が58社(11月12日時点)ある一方で、これから開示する企業もある。開示した企業の計画書を確認すると、プライム市場選択企業では計画期間の中央値が3年2か月、最長で7年3か月、スタンダード市場選択企業は中央値が3年、最長で5年である。
◆プライム市場選択企業とスタンダード市場選択企業ともに、本来の基準に不適合である項目は流通株式時価総額が多い。流通株式時価総額の改善に向けた施策では、業績の改善、資本政策、IR活動の強化、コーポレート・ガバナンスの強化等が計画書で挙げられている。資本配分方針を掲げる企業もある。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
少数株主保護に関する上場制度の改正
少数株主の賛否割合等の開示義務化と独立性基準の見直し
2026年03月04日
-
テキスト分析が映し出す金融当局の楽観視
金融当局ネガティブ指数で、金融システムへの警戒感の変化を読む
2026年02月26日
-
大和のクリプトナビ No.7 株式のトークン化に関する米国周辺の動向
様々な主体がトークン化に取り組むが、その背景は様々
2026年02月03日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
超富裕層の株式譲渡所得への税率はミニマムタックス込みで最高35.63%に
2026年度税制改正大綱解説(3)富裕層課税(ミニマムタックス)
2026年02月09日
-
理系進路選択に対する男女差の要因分析
女性の理系人材を増やすには、より早期段階での介入や対応が必要
2026年02月06日
-
2026年の東証改革の方針
上場会社の質の向上と新陳代謝を促進する市場機能の強化
2026年02月02日
-
高市政権の財政政策は更なる円安を招くのか
財政支出の拡大ショックは翌年の円安に繋がる
2025年12月18日
-
第228回日本経済予測
第2次高市政権の重点政策、どう進めるか①外国人労働者受け入れ、②消費減税/成長・危機管理投資、を検証
2026年02月20日
超富裕層の株式譲渡所得への税率はミニマムタックス込みで最高35.63%に
2026年度税制改正大綱解説(3)富裕層課税(ミニマムタックス)
2026年02月09日
理系進路選択に対する男女差の要因分析
女性の理系人材を増やすには、より早期段階での介入や対応が必要
2026年02月06日
2026年の東証改革の方針
上場会社の質の向上と新陳代謝を促進する市場機能の強化
2026年02月02日
高市政権の財政政策は更なる円安を招くのか
財政支出の拡大ショックは翌年の円安に繋がる
2025年12月18日
第228回日本経済予測
第2次高市政権の重点政策、どう進めるか①外国人労働者受け入れ、②消費減税/成長・危機管理投資、を検証
2026年02月20日

