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定額郵貯集中満期の経過と今後

個人資金に動意は乏しいが、デフレ期待は後退

政策調査部 主席研究員 土屋 貴裕

サマリー

◆定額郵貯の満期集中によって資金フローに変化が生じることが想定されたものの、ゆうちょ銀行の預金残高は微減であり、満期金がゆうちょ銀行外へ流出した規模は限定的と見られる。

◆動意に乏しい家計の金融資産は投信に向かっている。デフレ期待が後退している可能性が指摘できるが、実質金利の変動を受けた資産選択は限定的である可能性がある。一層の物価上昇があれば、資産選択の視点が実質リターンにシフトする可能性がある。

◆ゆうちょ銀行からの資金流出規模が限られるのであれば、ゆうちょ銀行の運用動向が注目される。2010年度は外国資産へのシフトを進めており、過大なリスクを取らない範囲で運用先を分散させ、「高めのインカムゲイン」確保を目指していると考えられる。

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