環境と開発に関するリオ宣言(リオ宣言)
2012年07月31日
1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)では、1972年の国連人間環境会議で採択された人間環境宣言(ストックホルム宣言)を再確認するとともに、新しい公平な地球的規模のパートナーシップを構築することを目標として、27原則から成る宣言が出されている(※1)。
この宣言は、それまで地球環境に負荷を与えてきた先進国と将来に向けて環境への負荷を増大させる可能性がある途上国が、持続可能な開発と地球環境の保全について共通だが差異ある責任を有することを認識している。また、自然と調和した健康で生産的な生活、自国資源開発の主権的権利と責任、現在及び将来の世代の開発及び環境上の必要性などにも言及し、公平、協力、支援などの重要性が示されている。これらの原則を実施するにあたっては、市民、女性や青年、先住民などを含めたあらゆる主体が、それぞれの立場で、誠実かつパートナーシップの精神で、協力しなくてはならないとしている。
この宣言が示す原則の概要は以下の通り。
(※1)「環境と開発に関するリオ宣言」環境省
(2012年7月31日掲載)
(2013年8月27日更新)
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
関連のレポート・コラム
最新のレポート・コラム
-
2021年01月15日
ポストコロナの人事制度を考える視点
~働く人の意識変化をどう捉えるか~
-
2021年01月14日
2020年11月機械受注
船電除く民需は市場予想に反し2ヶ月連続で増加、回復基調が強まる
-
2021年01月14日
アメリカ経済グラフポケット(2021年1月号)
2021年1月12日発表分までの主要経済指標
-
2021年01月13日
震災10年、被災地域から読み解くこれからの復興・防災・減災の在り方
『大和総研調査季報』 2021年新春号(Vol.41)掲載
-
2021年01月14日
共通点が多い「コロナ対策」と「脱炭素政策」
よく読まれているリサーチレポート
-
2020年12月17日
2021年の日本経済見通し
+2%超の成長を見込むも感染状況次第で上下に大きく振れる可能性
-
2020年12月01日
2020年10月雇用統計
有効求人倍率が1年半ぶりに上昇
-
2020年11月20日
日本経済見通し:2020年11月
経済見通しを改訂/景気回復が続くも、感染爆発懸念は強まる
-
2020年08月14日
来春に改訂されるCGコードの論点
東証再編時における市場選択の観点からも要注目
-
2020年10月15日
緊急事態宣言解除後の地域別観光動向/Go To トラベルキャンペーンのインパクト試算
ローカルツーリズムが回復に寄与するも、依然厳しい状況が続く