2020年07月01日
サマリー
◆グリーンボンドのガイドラインは世界に複数存在しており、いわばグリーンボンドの定義が複数あることに等しい。各種ガイドラインの大きな枠組みは共通しているが、グリーンとしての定義を示す適格基準におけるガイドライン間の差異は顕著である。
◆グリーンボンドの外部認証では、Climate Bonds Initiativeの認証が世界的に広く認知されており、この認証を取得するグリーンボンドの発行額も増加傾向にある。海外の複数の証券取引所でグリーンボンド市場が設けられており、これらへの上場も外部認証の取得と同様の効果が期待できると予想される。
◆各グリーンボンドガイドラインの条件を満たす厳しさには差がある。外部認証の取得にはそれぞれ対応するガイドラインの遵守が求められるが、相対的に厳しいガイドラインを遵守したとしても、他の外部認証を取得できるわけではないことに留意する必要があろう。
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