2013年07月23日
サマリー
◆マーケットサマリー(2013/6/14~2013/7/18)
改正排出枠の後積み案が可決されるも軟調な展開が続く
◆関連トピック
■西バルカン諸国のクロアチアがEUに加盟
2013年7月1日、クロアチア共和国が28番目の加盟国としてEUに加盟した。同国の経済規模から直ちにEU域内の経済活動に大きな影響を与える可能性は低いと思われるものの、EUにとって政治的安定が重要課題になっている西バルカン諸国からの初めての加盟国として注目されている。前日深夜に行われた加盟記念式典でも、各国首脳等から今回の加盟が欧州統合という大プロジェクトの重要なプロセスの一つであることが強調された。今後、EU加盟候補国として認められているセルビアやモンテネグロ、マケドニアの加盟交渉が予定されており、クロアチアには西バルカン諸国の先駆者としての役割が期待される。
■オバマ政権が気候変動対策の外交で一歩踏み出す
2013年6月、オバマ大統領は政権二期目(2013年~2016年)の気候変動対策について演説を行い、政策方針「大統領気候行動計画(The President’s Climate Action Plan)」を公表した。下院の過半数を共和党が占めるため、新たな立法が必要となる施策の実施は困難な状況だが、行政権による外交はこれまでより一歩踏み出した内容になっている。米国は将来枠組みについて、京都議定書のように削減目標を法的に拘束するのではなく、各国がそれぞれの実情に応じた貢献目標を自主的に設定する方式の採択を目指している。将来枠組みの合意を目指すCOP21に向けた米国の動きから目が離せなくなった。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
同じカテゴリの最新レポート
-
実運用段階に入った国連管理型カーボンクレジットの利用可能性
供給制約と利用制度の要件を踏まえたクレジット活用の視点
2026年09月04日
-
2026年3月期有報の人的資本開示②
「従業員給与等の決定方針」に何が書かれていたか
2026年08月17日
-
ボランタリー・カーボン市場(VCM)の動向と国際取引の課題
高品質クレジットの流通を支える市場・制度基盤の整備
2026年08月14日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

