2024年07月01日
サマリー
◆2024年も生成AIは急速な普及が進み、多くの企業や組織がその効果を実感している。特に、技術やインフラ、サービスの領域は動きが速く、基盤モデルの多様化や生成AI活用の高度化などが次々と実現している。例えば、基盤モデルの多様化に関するポイントとして、ビッグテックによる基盤モデル開発の進展や、国内企業で扱いやすい日本語化・小型化モデルの増加が挙げられる。
◆トピック①:最新の基盤モデルを用いたアプリケーションのデモを紹介した。レポートからラジオを自動で作成するものや、自社の環境で稼働するセルフホスト型LLMがあり、こうしたデモは今後のビジネス活用を考えるうえでヒントになるだろう。
◆トピック②:乱立する基盤モデルやサービスを俯瞰するため、生成AIの技術・サービスを構成するプレイヤーを可視化した。こうした全体像を理解したうえで、企業は自社の現在地を把握し、次にどのような取り組みを行うべきか検討するべきだろう。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
生成AI(LLM)のビジネス適用の潮流
画像系処理と検索拡張生成(RAG)の革新的な可能性
2024年03月18日
-
生成AI(LLM)の進展と今後の動向
企業として活用する上での留意点
2023年11月21日
関連のレポート・コラム
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
経済指標の要点(12/14~1/17発表統計分)
2025年01月17日
-
FISC、「金融機関によるAIの業務への利活用に関する安全対策の観点からの考察」の公表
DIR SOC Quarterly vol.10 2025 winter 掲載
2025年01月17日
-
IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度『JC-STAR』の開始
DIR SOC Quarterly vol.10 2025 winter 掲載
2025年01月16日
-
2025年度のPBはGDP比1~2%程度の赤字?
減税や大型補正予算編成で3%台に赤字が拡大する可能性も
2025年01月15日
-
ASEAN最大のグローバルサウス・インドネシアのBRICS加盟が意味することは?
2025年01月17日