サマリー
◆2011年6月13日までの、政府・与党における税制改正の動きについて紹介する。
◆2011年度税制改正法案は、野党の反対により成立の見通しが立たないため、2法案に分離された。相続税の課税強化、法人税率の引下げなどの政策的な税制改正を「本体法案」に残し、租税特別措置の延長など野党の同意を得られると思われるものについては「租特系法案」に分離された。
◆「租特系法案」の中には、上場株式等の配当・譲渡益に対する10%税率を2年延長することや、店頭デリバティブ取引について税率20%の申告分離課税とすることなどが含まれている。
◆「税制つなぎ法案」の期限が6月30日に切れるため、それまでに「租特系法案」は成立するものと見込まれる。一方、「本体法案」については成立への見通しが立っていない。
◆2011年度税制改正法案は、野党の反対により成立の見通しが立たないため、2法案に分離された。相続税の課税強化、法人税率の引下げなどの政策的な税制改正を「本体法案」に残し、租税特別措置の延長など野党の同意を得られると思われるものについては「租特系法案」に分離された。
◆「租特系法案」の中には、上場株式等の配当・譲渡益に対する10%税率を2年延長することや、店頭デリバティブ取引について税率20%の申告分離課税とすることなどが含まれている。
◆「税制つなぎ法案」の期限が6月30日に切れるため、それまでに「租特系法案」は成立するものと見込まれる。一方、「本体法案」については成立への見通しが立っていない。
本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。
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