生命保険料控除が再び議論の対象となるか

2010年度省庁税制改正要望解説(2)年金・医療・社会保障関連

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2009年09月24日

サマリー

◆2009年8月31日までに、各省庁は財務省に2010年度の税制改正要望を提出した。本レポートでは、年金・医療・社会保障関連の省庁税制改正要事項を、厚生労働省の要望を中心に解説する。

◆確定拠出年金のマッチング拠出の導入は、2009年度中に改正が実現されるべきものとして、2010年度の税制改正要望項目には挙がっていない。ただし、年度中の法改正が実現できるかどうかはわからない。

◆生命保険料控除の改組は2009年度与党大綱の内容を法制化することが要望されているが、さらに控除限度額を拡大する民主党案をベースに再び内容面の議論が行われる可能性が高い。

◆たばこ税の増税についても要望されているが、民主党案はたばこ税を抜本改革するものであり、2010年度中に大幅な改正は行われないと考えられるが、どこまで検討が進むかに注目が集まる。

本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。

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