国際会計基準とのコンバージェンス・プロジェクト

新たな検討テーマと今後の進め方を決定

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2006年03月31日

サマリー

◆会計基準のコンバージェンス(収斂)・プロジェクトを進めているASBJ(企業会計基準委員会)とIASB(国際会計基準審議会)は、2006年3月初旬、第3回会合を開催した。

◆短期的に解消すべき検討テーマとして、新たに、(1)資産除去債務、(2)工事契約、(3)金融商品の公正価値開示の3項目を取り上げることとした。また、これまでは、比較的着手しやすい項目から検討テーマに取り上げる「フェーズド・アプローチ」が採られていたが、今後は、差異のあるすべての会計基準について広く今後の取組みを明示する「全体像アプローチ」に移行することも決まった。

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