リース会計の見直しに向けた動向

「売買処理」への一本化による影響

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2006年01月31日

サマリー

◆2004年3月以来ストップしていたリース会計の議論が再開された。企業会計基準委員会(ASBJ)では、所有権移転外ファイナンス・リースについて、現在認められているオフバランス処理(賃貸借処理)を廃止し、売買処理に一本化する方向で議論が進められている。

◆2005年度中にも具体的な会計処理が公表される予定である(適用時期は、税務との調整等を勘案して別途検討される予定)。

◆本稿では、現在のリース会計の概要と、所有権移転外ファイナンス・リースの会計処理が売買処理に一本化された場合の影響をまとめる。

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