「資本の部」から「純資産の部」へ

純資産の会計処理に関する2つの変更点

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2005年09月29日

サマリー

◆ 新しい会計基準の設定や会社法の制定に伴い、貸借対照表の「資本の部」の取扱いが変わる予定である。変更点は、大きく2つ。1つは「資本の部」の定義等の変更。表示項目の見直しなどを行い、呼称は「純資産の部」となる。もう1つは、純資産の変動状況を表示する「株主資本等変動計算書」の導入である。

◆ いずれの変更も、未公開企業も含めたすべての会社が対象となる。予定通り審議が進めば、2006年度からの適用が見込まれている。

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