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消費データブック(2022/4/4号)

個社データ・業界統計・POSデータで足元の消費動向を先取り

2022年04月04日

鈴木 雄大郎

経済調査部 エコノミスト 中村 華奈子

サマリー

◆2022年3月の消費は2月から回復したとみられる。3月6日に13県でまん延防止等重点措置(以下、まん延防止)が解除されたものの、地方圏が中心であったため回復は緩やかなものにとどまったとみられる。まん延防止が全国で解除された3月下旬以降に回復が本格化したとみている。財消費は業種によってまちまちであった。百貨店や家電量販店は前月から改善したものの、スーパーなどはさえなかった。小売店・娯楽施設の人出は2月の中旬以降は緩やかに持ち直している。こうした動きを受け、外食・旅行・娯楽関連消費は回復したとみている。

◆【小売関連】2022年3月の大手百貨店3社の既存店売上高は感染拡大前である2019年同月比で約1~2割減となった。主要都市でのまん延防止の適用が21日まで続いたものの、天候要因(大雪)が剥落したことでマイナス幅は前月から縮小した。また白物家電の販売が好調だった家電量販店の売上高は前月比+4.5%と増加した。新車販売台数は同+5.2%と3カ月ぶりに回復したものの、生産調整の影響が残存しており、そのペースは鈍い。他方、スーパーはヘルスケア関連の販売が不調で同▲1.5%と前月から減少した。

◆【サービス関連】2022年3月前半の新幹線輸送量は2019年同期比で5~6割減と2月からマイナス幅が縮小した。2月の旅客機の国内線輸送量は2019年同月比で7割減と1月からマイナス幅が拡大したものの、計画比での減便率は4月には縮小する見込みである。またゴールデンウィーク期間中はおおむね計画通り運航する予定である。まん延防止が全面解除されたため、県をまたぐ移動は回復に向かい、宿泊や外食関連も持ち直すとみている。

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