サマリー
◆2020年2月の機械受注(船電除く民需)は前月比+2.3%と、マイナス予想のコンセンサス(同▲2.9%)に反し、2ヶ月連続で増加した。政府がイベント開催等自粛要請を出したのは2月26日であることに加え、欧米でのロックダウン措置により最終需要が減少したとみられるのは3月以降であることから、2月時点では新型コロナウイルス感染症による影響は明確には表れていないようだ。
◆製造業は前月比▲1.7%と3ヶ月ぶりに減少した。化学工業からの受注が減少に転じ、鉄鋼業からの受注は3ヶ月連続で減少した。一方で、非製造業(船電除く)は同+5.0%と3ヶ月ぶりに増加した。卸売業・小売業からの受注が2ヶ月連続で増加したほか、建設業も4ヶ月ぶりに増加した。
◆外需は大型受注のあった航空機、原動機等で増加したことから前月比+2.7%と3ヶ月連続で増加した。
◆先行きの民需(船電除く)は、減少基調が続くと予想する。新型コロナウイルス感染の拡大により各国の内需が大幅に縮小しており、世界経済は大幅な減速が見込まれる。感染終息の目途が立たない中、企業は当面の投資計画を先送りするとみられる。
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