2011年10月  「不動産税改革の全面的な推進に関する思考と提案」

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2012年07月26日

  • 唐在富

現在、全面的に推進されている不動産税(中国語で「房地産税」や「物業税」という)改革の意義は重大である。これは経済体制改革の深化、社会主義市場経済体制の整備、経済発展方式の転換の客観的要求であり、財政税務体制の更なる整備、収入と社会財産の合理的な分配の促進、貧富の差の縮小、社会の公平正義の維持などに対する有効な調節手段でもある。また不動産税改革は、不動産市場をコントロールする制度の基礎を整備し、不動産業の安定した発展を促進し、保障を強化し国民生活を改善する重要な措置でもある。住宅価格の上昇圧力が依然として大きく、各方面で要望が高い現在の有利な時機をとらえ、政府、学会、業界、社会大衆全体で不動産税改革を迅速に推進していくという共通認識を高めた上で、この改革を深く研究および実行し、国民の利益となり、国家を長く安定させる為の制度の整備を遂行しなければならない。


※掲載レポートは中国語原本レポートにおけるサマリー部分の和訳です。

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